電気の基礎知識

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■電気料金の計算方法
家電製品の説明書などに書いてある消費電力から大まかな電気料金を計算することができます。例えば、消費電力200Wの機器を3時間使用すると 「200W x 3h = 0.6kWh(600Wh)」 となり、1kWの1時間当たりの電力料金を25円とすると 「0.6 x 25」 = 15円 となります。毎日使用すると月額は 「15円 x 30日 = 450円/月」となります。


■アンペア数を下げて節約
電気料金についてで解説した基本料金がアンペア数に応じて設定される電力会社では、アンペア数を下げることで基本料金を下げることが出来ます。

しかし、あまり下げすぎてしまうとブレーカーが頻繁に落ちるようになってしまうので注意が必要です。最適なアンペア数は、あなたの家庭での瞬間最大消費電力から求めると良いでしょう。例えば40Aの場合、40A x 100V = 4kW(4000W)まで同時に使用できます。


■省エネ製品を使用して節電
最近の家電製品は、10年前の製品と比較すると格段に消費電力が少ない省エネ設計になっています。電力消費量の多い家電製品は、多い順にエアコン、冷蔵庫、照明、テレビです。この4つの製品を省エネタイプにすることで、かなりの節電になります。


■省エネ性マーク
省エネ性マークは「省エネラベリング制度」のシンボルマークです。「省エネラベリング制度」とは、家電製品などの省エネ性能が一目でわかるように、国の省エネ基準※(目標値)を達成しているかどうかをラベルに表示する制度です。

省省エネ基準を達成した製品には“緑色”のマークが、達成していない製品には“オレンジ色”のマークが表示されます。つまり、緑色のマークがついたものが省エネ効果がより高い製品となります。


■電球型蛍光灯を使用して節電
白熱灯は値段が安いのでお得なように感じますが、長期的に見ると値段の高い電球型蛍光灯の方がお得です。電球型蛍光灯は消費電力が少ないうえに、長持ちするからです。消費電力100Wの白熱灯から消費電力23Wの電球型蛍光灯に交換すると年間2,834円の節約になります。また、長持ちするので取替えの手間も省けます。


■待機電力をカットして節電
家庭で使われる電力消費量の約1割は、待機電力だといいます。待機電力とは、電気製品を使っていないのにコンセントをさしているだけで消費されてしまっている電力のことです。
待機電力を多く消費する機器には、コンポ・留守番機能付き電話機・パソコン・エアコン・ビデオデッキ・テレビなどがあります。
エアコンなどはオフシーズンにはコンセントを抜いておくとかなりの節電になります。テレビやコンポなども主電源まで消すことで節電になります。
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